投資初心者が元手10万円で、はじめての投資。
何も知らないので投資をはじめた頃は、
- 投資にはどのくらいお金が必要なのだろうか?
- 初心者がやるならどの投資がいいのだろうか?
- お金を増やしやすい投資はどれなのだろうか?
- リスクが少ない投資はどれなのだろうか?
- お金がないと投資リスクが上がるのかな~?
など、わからないことばかりでした。
数十万円の資金で投資をはじめるている人も少なく、ネットで体験談を探してもほとんど見つからず不安だらけのスタート。
そんな私も、なんとか資金ゼロにならず半年が経過しました。
そこで、初心者が少額で投資した体験談などを紹介したいと思います。
- 資金が少額の初心者におすすめする投資商品
- 初心者が半年間投資した結果(損益状況)
- 現時点で持っている銘柄の紹介
- 証券会社と購入した本の紹介
上記のようなことを書きますので、10万円程度の少額から投資をしようと思っている方、参考になれば幸いです。
おすすめは米国株+つみたてNISA
初心者が半年間の投資でわかった「初心者が失敗しにくい投資」。実体験を紹介したいと思います。
私が投資した商品は、以下の3つです。
- 日本株式への投資
- 投資信託(つみたてNISA)
- 米国株式への投資
投資した順番も、上記の順番(日本株式→つみたてNISA→米国株)で投資をはじめました。
最初の投資先を「日本株式」にした理由を少し話すと、テレビのバラエティ番組で桐谷さん(※←株主優待生活で有名な人)をよく見ていたので、身近に感じていたことから日本株への投資をはじめました。
しかし結果は大失敗。いきなり2割以上の元手を失うことに...。

損失が続いていた日本株式への投資、このまま続けて大丈夫か?と不安になり、そんな時に勉強のため購入した一冊の本。
その本を読んで「つみたてNISA」「米国株」への投資をはじめ、結果、日本株式の損失を「米国株」で取り戻すことができました。

もしタイムマシンがあり、投資する前の過去に戻れるなら、私は「つみたてNISA」と「米国株」のみで投資をはじめると思います。
日本株式への投資、たった10万円の少額資金で初心者がプラスに出来るほど、甘いものではありませんでした。
では、半年間の投資経験でわかった「初心者でも失敗しにくい投資商品」を、体験談と一緒に紹介していきます。
一番のおすすめ:つみたてNISA
一番、投資初心者へおすすめするのは「つみたてNISA」になります。
私の投資でも、短期間かつ高確率で「お金は増やせる!」と実感できた商品です。
- 精神面 :★★★★★
- 金銭面 :★★★★★
- リターン:★★★
つみたてNISAは、プロが運用する商品にお金を出すことで利益を得る投資。そのため、投資に必要な知識(※株価の見方、経営状況の分析)、投資に必要なスキル(※損切り)がない初心者でも、リスクの少ない投資をすることができます。
また、他の投資商品(※株・FX)では価格下落時はピンチですが、投資信託(つみたてNISA)は価格が下落時がチャンスです。
投資信託は、基準価格の下落時には口数を多く購入することが出来、基準価格が戻ったときに安く購入した口数で大きな収益を期待できる仕組みです。価格下落時はチャンス!と考えれば、安心して投資を継続することができると思います。
このように、精神的、金額的、リターンの面を考え、バランスのよい投資商品であるため、初心者にオススメです。
私のつみたてNISA投資実績を知りたい方は、こちらの記事もどうぞ▼▼▼

意外とおすすめ:米国株
初心者へおすすめする投資商品の2つ目は「米国株式」になります。
こちらも私が短期間で「お金は増やせる!」と実感できた商品です。
- 精神面 :★★★★
- 金銭面 :★★★★
- リターン:★★★★★
先ほどのつみたてNISAとは違い、米国株式への投資は、投資の知識が少なからず必要となります。
ただ、投資するための知識は「日本株式」と比べ、かなり低くても問題ない!というのが、私の感想です。
米国は日本と違い「人口と消費が右肩上がりに成長している国」。
右肩上がりに成長する国と、30年間 株価の最高値を更新できない国(※日本)、どちらに投資した方がお金を増やしやすいか?と考えれば、言うまでもありません。
成長する国への投資です!
私の米国株式投資実績を知りたい方は、こちらの記事もどうぞ▼▼▼

おすすめしない:日本株
最後は、個人的には初心者へおすすめしない「日本株式」になります。
私に投資センスがなかっただけかもしれませんが、他の2つの投資と比べ、日本株式への投資は「難しい!」と感じました。
- 精神面 :★★★
- 金銭面 :★★★
- リターン:★★★★
私が日本株への投資をおすすめしない理由。
それは、日本の株式市場が30年以上、株価の最高値を更新していないことが一つ目の理由です。
右肩上がりで株価を更新する国、株価を更新できない国、どちらに投資した方がリスクが少なくお金を増やせるか?
もちろん、右肩上がりに成長する国への投資です。
そして、もう一つのおすすめしない理由は、株の購入単位です。
米国株は1株から購入できるのに対して、日本株は100株単位で購入。たとえば、トヨタ自動車や任天堂といった大企業株を100株単位で購入しようとすると数十万円、数百万円が必要となります。
たった10万円で投資をはじめた初心者では、とても買うことが出来ません。
30年間も株価が上がらない国(※日本)の多少リスクがある安い株への投資、結果は、いきなり2割の損失です。
私の日本株式投資実績を知りたい方は、こちらの記事もどうぞ▼▼▼

では、投資して半年経った私の資産内訳を紹介したいと思います。
投資初心者のポートフォリオ紹介
10万円からはじめた投資。
毎月の追加資金と利益で、現在、資産総額は約30万円になりました。
米国株と日本株の比率は1:1
昨年末は、日本株式のマイナスが足を引っ張り酷い状態でしたが、なんとか持ち直しました。
損失の出ていた日本株式を売却し米国株を買った結果、すべての投資商品でプラスとなっています。
損失のあった昨年末の投資構成比率は、国内株式が98%、つみたてNISAが2%。
その後、
米国株式への投資、つみたてNISAでの積立額が増えたことにより、投資構成比率が大きく変化しました。
国内株式が54%、米国株式が43%、つみたてNISAが3%となっています。
ほぼ、国内株式と米国株式の比率が1:1になっています。
今後の資金調達と現在の所有銘柄
最近は、投資歴も長くなり、慣れてきたことで「〇〇を○○株買いたい!」と思う銘柄がいくつかあります。
しかし、そんなときに感じるのが資金力の壁です。
では、今後の資金調達のことや、現在保有している銘柄のことについて、紹介します。
追加資金は臨時収入と小遣い
先日も、資金不足により2銘柄のうち1銘柄しか買えず、買わなかった側の株が2日後に急騰。
やっぱり資金は大事!と痛感しました。
そこで、最近では毎月の小遣いを節約し、なるべく株への投資にまわすようにしています。
少しだけ、初期投資以降、ここ半年で増額した金額の内訳を紹介。
- こづかいからの増額:14万円
- 臨時収入からの増額:3万円
- ポイントサイト収入からの増額:2万円
現在、10万円の投資資金は増額により29万円にアップしています。
追加資金により銘柄も増えたので、一部、マイナス銘柄もありますが、トータル的にプラスで運用することが出来ています。
現在保有している銘柄
では、保有している銘柄を紹介します。
現時点、国内株式を2銘柄、米国株式を5銘柄、投資信託(つみたてNISA)を3銘柄、外貨建MMF1,000円分を保有しています。
№ | 商品種別 | 銘柄 |
---|---|---|
1 | 国内株式 | コニカミノルタ |
2 | 国内株式 | セブン銀行 |
3 | 米国株式 | キンダーモルガン |
4 | 米国株式 | ルート |
5 | 米国株式 | AT&T |
6 | 米国株式 | シフィ・テクノロジーズ |
7 | 米国株式 | エクソンモービル |
8 | 投資信託 | ニッセイ日経平均インデックスファンド |
9 | 投資信託 | eMAXIS Slim 新興国株式インデックス |
10 | 投資信託 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
11 | 外貨建MMF | GS米ドルファンド |
保有銘柄の投資体験談は、最後に記事リンクをまとめます。
良かったら参考にしてください。
初心者におすすめする証券会社
実際に私が投資で使っている証券会社についても紹介したいと思います。
私が現時点で口座開設している証券会社は以下の2社です。
- 楽天証券
- SBI証券
楽天証券は、楽天ポイントでお得に買物ができたり、投資にポイントを利用することがが出来るため、これまでは楽天証券をメインに利用していました。しかし以下の一件があってから、楽天グループが信用できなくなりSBI証券へ資産を移そうと考えています。

SBI証券は口座開設数がネット証券№1で、私が一番はじめに開設した証券口座です。
SBI証券は扱っている商品数、取引手数料も安いので、おすすめです。

楽天経済園で生活していない方は、SBI証券での口座開設をおすすめします。
投資の勉強に使った本を紹介
参考までに私が投資の勉強用に購入した本も紹介します。
投資のキッカケになった本
お金のために働くのか、お金を働かせるのか?
この本を読んだことで、不労所得、ポートフォリオ所得に興味を持ち、使われる立場(サラリーマン)の一生に疑問を持ち始めました。
会社からの依存脱却!を考えるキッカケとなりました。
私の「投資をはじめる入門書」でした。
米国株投資のキッカケになった本
米国株への投資。
私は2冊の本で迷い、結果的には「お金が増える 米国株超楽ちん投資術」側を購入しました。
上記は「米国株」の本では人気の2冊です。
私の読んだ「お金が増える 米国株超楽ちん投資術」の感想としては、著者の体験談、米国株でお金が増やせる理由、投資信託での米国投資などについて参考となり、米国へ投資するときの入門本としては良いと思います。
つみたてNISAの勉強本
つみたてNISAについては「どんなもの?」という基礎的なところを勉強したかったので、中古本を購入しました。
上記の本、中古だと300円ほどで購入できます。
とりあえず知りたかった「つみたてNISAとは?」とか「つみたてNISAはどんな商品で構成されているか?」などは最低限学べたので、つみたてNISAについては中古本で十分でした。
個人的には、つみたてNISAの勉強は中古本で十分でした。
体験談・参考記事リンクまとめ
投資全体の運用実績
個別:つみたてNISA(積立NISA)
精神的に楽な投資「つみたてNISA」が初心者向きと感じたこと
個別:米国株
個別:インド株
個別:日本株
個別:投資信託